ＧＩＳ（geographic information system）とは日本語に訳すと地理情報システムになります。
この仕組みを使うことによりコンピュータ上（ＰＣ上）に地図情報と様々な情報を一緒に表示・検索できるようになり、 今まで関連性が見えなかった情報や見にくかった情報を浮かび上がらせることが可能になります。
更に紙地図では実現できなかたシミュレーションやリアルタイム監視に活用されています。

例をあげると、社用車に携帯端末を置いてＰＣでリアルタイムに現在場所・目的地や軌跡を表示したり、 地図情報と顧客管理情報を利用してのマーケティング分析、各種観測データと地図を利用しての 監視システムも容易に構築できます。
東日本大震災に伴う原発問題以降は放射線情報と地図情報を利用したサービスが いろいろなところで作成され活用されています。
また、カメラ映像情報とも連動させることでその応用分野は多岐にわたります。
ＧＩＳを利用した有名なサービスとしてGoogle社のGoogleMap、GoogleEarth等があります。

弊社の実績としては、 デジタル地図上にGPS位置情報を表示する官公庁向けシステムを10年以上に渡り開発しています。
扱っている地図には、
■ Google社のGoogleMap
■ 国土地理院の地理院地図
■ インクリメントP社のMapDK　などがあります。
また専門分野として距離・方位計算、地図の投影法、測地系など、地図を扱う上ではかかせないテクニカルな部分にも柔軟に対応出来るノウハウを蓄積しています。
■ OpenStreetMap
■ マップル社のスーパーマップルデジタル

3D地図 平面地図（２Ｄ）地図だけでなく、航空写真や、数値地図を用いた3D地図の開発も行っています。
この仕組みを利用することにより視覚的なアピールはもちろん、２Ｄでは伝えきれない 立体的な情報を表示させることができます。
高度表現による演出効果が期待出来る事はもちろん、光源や反射などを使用したリアルな表現も可能です。

画像キャプチャとは各種映像（デジタル映像・アナログ映像）をコンピュータ（ＰＣ）に取り込んで 表示・保存・管理可能にする技術です。
それに配信技術が加わると、他のＰＣやインターネット上にそのキャプチャ映像をリアルタイムまたは 過去の保存映像を流すことが可能になります。
例をあげると、Ｗｅｂカメラで撮っている現在の画像をインターネットに配信して広告や情報として使ったり、 治安対策でカメラを設置し、その映像をキャプチャして自動保存、有事の際に確認するようなシステムも可能です。
先にあげている【ＧＩＳ】システムと連携することにより地図情報とも連動可能です。

弊社の実績としては デジタル・アナログ画像処理システムの開発を継続して行っています。
動画・静止画のキャプチャや各種圧縮形式での保存や管理、 映像信号への文字テロップ入力等の編集処理の実績も豊富です。
また、キャプチャした画像のリアルタイム配信や保存した過去画像配信も Ｗｅｂアプリケーションや専用ソフトウェアと連携して構築可能です。
カメラ→キャプチャ→保存・管理の流れと リアルタイム配信・過去映像配信を同システムで行うことにより、 無駄を省いたコンパクトなシステムの構築が可能となります。

Webアプリ製作 Ｗｅｂアプリとは一般的なソフトウェアと違い、（ネット接続された）ブラウザ上で動作するソフトウェアです。
例をあげると、前項にある【ＧＩＳ】と【画像配信】を専用のソフトではなくInternetExplorer等のブラウザで表示することが可能になります。一般のアプリケーションと違いインターネットに接続されているＰＣならどこでも起動可能なので専用のＰＣは必要なくなります。
但し専用ソフトウェアほど込み入った処理には向いていない事や、ネットワークに接続していなければ動作できない等の制限には注意が必要です。
また、各種認証サービス（セキュリティ）、FlashやSilverlightの様な動きのあるサービスにも柔軟に対応致します。

弊社の実績としては一般的なホームページ作成と異なり、複雑な動きを加えた表示処理やＷｅｂサーバに置いたデータベースとの連携でリアルタイム性を重視した自動更新表示・編集処理が行えるＷｅｂアプリケーションを作成しています。
更には、データベース・ＧＩＳシステム・画像処理システムを連携させることにより、リアルタイム性は失わずにデータ表示・動画表示・地図情報表示を一括して構築可能です。

クラウド移行支援 クラウドとは簡単にご説明するとＰＣのデータをインターネット上に保存する考え方です。インターネット上にデータがあるのでネットワークさえつながればどこでも参照可能になります。 また、ハードディスクのクラッシュや災害時のＰＣ破損にもデータを守ることができます。
ただデメリットもあり、ネットワーク接続できないとそもそもデータを参照できないことやセキュリティポリシーをしっかり考える必要があります。

弊社は様々な観点からクラウド技術を見直してより最適なシステム構築を支援いたします。
ｗｅｂサーバーはもちろん、単純な共有サービスまでお客様のニーズに応じたクラウドを使い立案させて頂きます。
そのためには社内で実際に使い移行し使った上で出てくる利便性、問題点をもとにシステムをご提案致します。
クラウドのメリット、デメリットも正しくお伝えした上で、既設サーバ･クライアントシステムからの移行から、新規サービスの作成まで幅広くサポート致します。